組み込みエンジニア歴22年のHARUYAです。
理系エンジニアが多い職場で英語ができると自分のキャリアに有利なのか?
技術より英語を優先して勉強するべきなのか?
技術一本で生きていくと腹を括った人であれば、英語なんて気にせず、自分の好きな技術分野のスキルを磨くことに専念すればよいでしょう。
でも、技術力にそんなに自信がない。他の同僚の技術力には到底かなわない。
と感じ始めているなら、今の仕事をつづけながら英語を極める方向にも舵を切ってもいいと思います。
英語アレルギーな日本人エンジニアは多い
私の職場での話をします。
組み込みエンジニアの開発現場には、マイコンのファームウェア開発、ボードの設計や加工が得意なハードウェアエンジニア、デジタル回路やアナログ回路に詳しいエンジニアなどが集まっています。
日本の職場の場合、そのようなエンジニアの多くは、英語が嫌いです。苦手意識を持っている人が多いです。
話を聞くと、「高校では英語が嫌だったから理系を選んで、大学も自然と工学系に進んだ」という人も多いです。
そんな人たちが多いので、英語がちょっとだけ出来る、あるいは、英語にアレルギーがないというだけで、エンジニアが集まる職場では「英語が出来る人」という目で見てくれやすいです。
実際私の場合、TOEICでいうと760点を取得しています。組み込みエンジニアの集団の中だけでみた場合、TOEIC700点以上取っていると、英語力はトップ層とみなしてくれます。
私の周りのエンジニアのTOEICの点数を聞いてみると、まあまあすごい点数を取っていますよ。低いという意味で。
一流大学の大学院を出て、社内でも「この人はかなり技術力があるよね」と評判のよい同僚であっても、英語だけは超苦手。TOEIC200点台という人もいます。他の同僚でも、TOEIC300点台、400点台が多いです。
英語力はTOEICだけは測れないというのはその通りと思いますが、200点台ですよ?TOEIC200点台だったら、英語がぜんぜんできないといえますよね。
これが一転、同じ会社内であっても、営業職、広報、人事系のいわゆる文系出身の人達を見てみると、TOEIC700点以上の人はたくさんいます。自分がTOEIC760点取っていても、別に珍しくはないし、会社に残留できる最低限の点数を取っているね、くらいにしか思ってくれません。
技術力だけでは太刀打ちできないと感じた40代以上のエンジニアは英語を
私はこれまで20年以上、技術だけの仕事をしてきました。かなり現場での経験は積んだし、20代、30代エンジニアには負けない俯瞰的な見方をした仕事の仕方をできると思っています。
一方で、20代、30代エンジニアの中には、私の技術力では何年経っても全く歯が立たないなと思う優秀な人たちも多いです。そんな人たちと技術面だけで比較されたら、絶対に負けてしまう。そんなことも40代になってからは明確に認識するようになってきました。
ではどうすればいいか?40代、50代と、まだまだ仕事を続けていくには?
技術一本勝負は避けるということです。
その選択肢の一つが英語です。
私の場合、44歳の時、社内での配置転換を経験しました。20年以上やってきた完全な組み込みエンジニアの部署ではなく、マーケティングの要素が入った部門に異動しました。
その部門は、上司や同僚が全員外国人。ヨーロッパ、USA、アジア、あらゆる国の同僚や上司がいて、日本人がいない部門に異動になったのです。必然的に英語で同僚とコミュニケーションを取る必要に迫られました。
部門異動が発令されて数日後、すぐにオンライン英会話、 レアジョブ英会話に申し込みをしました。
以上は私のケースです。私は、たまたま異動先の部門が英語しか通じないところだったので、英語を徹底的にやろうと決めました。
そして、これをきっかけに私は決心しました。
20年のエンジニアの経験は大切に、エンジニアであることは忘れず、英語も極めた人になってやろうと。
エンジニアの心は忘れず、英語もやる
私のように、英語をやらざるを得ない環境に置かれないとなかなか、英語を極めてみようという決心はつかないかもしれません。
でも、40代過ぎたら、周りの同僚と比べて自分はどのような立ち位置にいるのがよいかがちょっとずつ見えてくるようになってくるものです。
私の場合は、エンジニアとしての心持ちはキープしたまま、英語もできるようになる。
という方向性で生きていこうと決めました。
レアジョブ英会話をつづけながら、このブログに記録を書いていきます。
1年後に劇的に変化していることを目標に変化を記録していきます。
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